原型
例えば、音楽の原型みたいなものが、遙か太古の大昔にあったとして。
バッハもいない、モーツァルトもいない。
言葉さえも まだなかったかもしれない。
そんな大昔に 音楽の原型があったとして。
それはもしかして 降りしきる雨の音を一晩中聞いていたり、風の音に耳を傾けながら、誰かの事を想ったり、明日の事を想ったり、自分の心の中を埋め尽くしていく何かに耳を傾けることだったのかもしれない。
そのあまりにも静かで、シンプルで、坦々とした繊細な揺らめきの中に
いつしか、
この想いが誰にでも聴こえる叫びとなって、同じこと想って、泣いたり笑ったりしている人の心に届いたらいいのになって。
そう願って、そう祈って、朝を迎える事だったんじゃないかな、、、とか。
私にとって、音楽を生み出す瞬間は、それとよく似ている気がする。
誰かがわかってくれるようで、誰もわかってくれていない。だけど、届くと信じてやまない。
誰の心の中にも存在している、「想い」の集合体が、雨や風の音とともに暗闇を駆け抜けていくのを知っているから。
バッハもいない、モーツァルトもいない。
言葉さえも まだなかったかもしれない。
そんな大昔に 音楽の原型があったとして。
それはもしかして 降りしきる雨の音を一晩中聞いていたり、風の音に耳を傾けながら、誰かの事を想ったり、明日の事を想ったり、自分の心の中を埋め尽くしていく何かに耳を傾けることだったのかもしれない。
そのあまりにも静かで、シンプルで、坦々とした繊細な揺らめきの中に
いつしか、
この想いが誰にでも聴こえる叫びとなって、同じこと想って、泣いたり笑ったりしている人の心に届いたらいいのになって。
そう願って、そう祈って、朝を迎える事だったんじゃないかな、、、とか。
私にとって、音楽を生み出す瞬間は、それとよく似ている気がする。
誰かがわかってくれるようで、誰もわかってくれていない。だけど、届くと信じてやまない。
誰の心の中にも存在している、「想い」の集合体が、雨や風の音とともに暗闇を駆け抜けていくのを知っているから。
- | permalink | comments(1) | -